ペット事故(動物加害)

ペット事故(動物加害)による人身傷害の損害賠償

photo480001 散歩中の犬を撫でようとして顔を近づけたところ、その犬に咬まれて怪我をしたという事故があります。犬に咬まれたことにより手や顔を数針縫うといった治療をした場合、傷跡は目立たなかったとしても、被害者は、美容整形の代金を噛んだ犬の飼い主に損害賠償請求することはできるでしょうか。

 飼っている動物が他人に損害を与えた場合、飼い主には原則として損害を賠償する責任があります。ただし、動物の種類や性質に従い相当の注意をしていたときは責任を負いません。

 「相当の注意」とは、ペットの犬であれば人に咬みついてケガをさせることは珍しいことではないので、事故を起こさないよう万全の手段をとることをいいます。裁判例では、動物の散歩中の場合、飼い主が免責されることは少ないです。

 ただし、損害の発生や拡大について、被害者にも過失があった場合に損害賠償額が減額されます(過失相殺といいます)。裁判例では、ペットの犬に親愛の情を示す程度の行為は往々に見られるとして過失相殺を否定した例もあれば、逆に過失相殺を認めた例もあります。

 上の例のように、被害者が自らペットの犬に顔を近づけたことで起きた事故であるとすると、顔の近づけ方などによっては、咬まれた人にも落ち度があるといえます。その場合、過失相殺により損害賠償額が減額されます。

 損害としては、治療費、怪我で仕事を休んだ期間の収入減(休業損害)のほか、精神的苦痛を与えたことによる慰謝料を、被害者は請求することできます。

 また、傷跡が一定の大きさで、人目につくものであれば、美容整形の治療費も損害賠償の対象になるでしょう。逆に傷跡が目立たないのであれば、整形の必要性は否定され、その治療費は損害として認められないこともあります。

121003_SD0250001  弁護士佐久間大輔は、小学1年生が通学路において散歩中の大型犬(ゴールデンレトリバー)に右腕を咬まれて負傷し、右腕に瘢痕を残す障害を負うとともに、犬に咬まれたことを思い出すと心拍数が上がったり、動物に恐怖心を覚えて触れることができなくなったりするなどの心的外傷を負った事案につき、飼い主に損害賠償金を支払わせました。

 ペット(動物)に咬まれた場合、損害賠償責任が認められるのか、責任があるとして治療費や慰謝料などの損害はどの程度かということは実際に資料を見ながら話を聞かないと分からないことがあります。

 弁護士佐久間大輔は、20年以上の弁護士経験で得た知識とノウハウを活かし、最適な対処方針をお示しするとともに、より良い解決へと導きます。
 検討の結果、弁護士が代理人となって訴訟や調停をすることができますので、まずはご相談ください。

[弁護士費用]

 ペット事故の損害賠償請求事件については、着手金の一部をお支払いいただくことで受任します。

 ペット事故の損害賠償請求事件に関する弁護士費用については、過労死の損害賠償請求事件と同様に算定しますので、「過労死損害賠償の弁護士費用」をご参照ください。

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