医療事故

医療事故(医療ミス、医療過誤)による死亡・後遺障害の損害賠償・慰謝料の請求

photo120001 例えば、腰に瘤のようなものができたので、かかりつけの医院に行ったところ、「脂肪の塊だ」として切除されたのに、それが後に癌の一種だと分かり、余分な治療費がかかることになったという場合、「脂肪の塊」と診断した医師に対し医療事故(医療ミス、医療過誤)として損害賠償請求をすることができるでしょうか。

 間違って「脂肪の塊」と診断されて切除されたときの治療費全部を損害賠償請求することが可能ですし、遅れて癌と判明したために余分な治療費がかかったのであれば、その金額を請求することもできます。

 その他に慰謝料を請求することができます。間違った治療を受けたこと自体への慰謝料と、間違った切除により癌治療が遅れて治療期間が長引いたことへの慰謝料です。また、間違った切除をした後の医師の対応が悪くて精神的な苦痛を受けたということであれば、慰謝料が増額されることもあります。

 被害者は、医師に対し、医療事故の発生から10年間は、診療契約上の損害賠償責任を追及できます。とはいえ、時間が経つと資料がなくなりますので、目処が立ったところで請求した方がよいです。

 医療事故とは別に、介護施設でも人身事故が発生しています。介護施設でよく起こるトラブルとして、歩行中の転倒やベッドからの転落食事の誤嚥や薬の誤飲褥瘡の発生といった利用者の人身傷害があげられます。

 特に介護施設の利用者は高齢者や障害者であるため、一回の転倒や誤飲が大きな怪我や体の不調を招くので、介護施設の運営者またはその職員は、利用者の生命や健康等を危険から保護するよう配慮すべき義務(安全配慮義務)を負います。しかし、介護施設側は、事故による人身傷害を防ぐために、きちんとした対策を講じなければならないにもかかわらず、事故防止策が十分に講じられているとは言いがたい状況があります。

 転倒・転落事故による人身傷害は、介護施設で発生件数の多いトラブルですが、事故時の状況に応じて施設側の損害賠償責任の有無や損害賠償の額が大きく変動します。

 これに対し、食事の誤嚥や薬の誤飲は、食事をしている際などは介護施設のスタッフが介助することが前提となりますので、介護施設側が負う義務は重く、損害賠償責任が認められやすい傾向にあります。

 介護施設での事故による人身傷害の損害賠償に関する対処方針は、介護事故時の状況や事故後の対応により変わりますので、お早めにご相談ください。

[解決実績]

 医療事故の損害賠償請求事件に関する解決実績は「医療事故」をご覧ください。

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