弁護士登録してから20年以上、労災、過労死の問題に一貫して取り組んできました。
過労死事件は、とても難しい分野といえます。しかし、労働時間の客観的な資料がなくても諦めず、被災者の労働実態を知る同僚の供述を得て労働時間を推計したり、新聞記者の例では被災者が執筆した記事の行数を一行ずつ数えて他の記者よりも多いことを明らかにしました。また、被災者の自宅を訪問し、数箱ある段ボール箱から仕事の資料を探し出し、業務の困難性や精神的ストレスを解明しました。
このように粘り強く調査をしたり、資料を丹念に読み込んだりすることはもちろん、証拠を探し出す、作り出すことで労災認定や勝訴判決を得てきました。弁護士登録以来、過労死事件に一貫して取り組むことで、弁護士としての基本的かつ重要な能力を身につけることができたと自負しております。
法律問題が発生したときは、なるべく早い段階で弁護士に相談することが大切です。特に労働災害(労災)・過労死事件は初動が大切です。証拠を早めに確保しなければなりませんが、被災者ご自身で労災申請をして上手くいかず、その時点で時間が経過していたというケースがあります。弁護士は、裁判手続や弁護士法を活用して証拠の保全をすることができます。また、弁護士は、会社に損害賠償請求をする際に、まず示談の交渉から始めることができますし、訴訟を提起・追行して、最終的に強制執行まですることもできます。
仮に訴訟に発展しても、労災申請や交渉の対応をしていた弁護士が代理人に就任することで、ワンストップで一貫した対応ができることがご依頼者様にとってメリットといえます。
弁護士・佐久間大輔は、20年以上の間、労働災害(労災)・過労死事件に取り組んできた実績と経験がございます。
弁護士として身につけた能力と経験をフル活用して、皆様の心情を理解しつつ、専門知識を供与し、事件の終局的な解決に向けて対処方針を示します。
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