【事案と受任前】
依頼者(被告)は原告の夫と男女関係を持った事実はあるものの、この男性は他の女性とも不貞をしており、それを妻(原告)は認識しており、協議離婚も成立していました。それなのに妻が東京地裁に慰謝料請求訴訟を提起してきたことから、当職が代理人に就任しました。
【弁護活動と結果】
依頼者(被告)が原告の夫と交際していた当時、原告とは婚姻関係が破綻していたことを理由に、被告と原告の夫との交際は不法行為には当たらず、原告には精神的損害は発生していないと争いました。
訴訟では、依頼者(被告)が原告の夫と交際していた当時、原告とは婚姻関係が破綻していたことを証明し、2006年、少額かつ長期分割払いの和解が成立しました。
【解決のポイント】
近隣住民にも証人として法廷で証言してもらうなどの協力を得ることに成功したことが解決のポイントです。