労災事故(はさまれ・巻き込まれ)
20代女性がフォークリフトに右足首を轢かれ、後遺障害を負った事案
事案と受任前 本件は、営業事務の新入社員であった被災者(20代女性)が、倉庫内に立ち入って停止中のフォークリフトの左後方から接近し、運転台左横に置かれた発送指示受け用紙に追加注文の内容を記入しようとしたところ、フォークリフトが急に後進し、被災者の右足を左側後輪で轢いたことから、腓骨や中足骨等を骨折した事案です。 右足関節の可動域制限等の後遺傷害を負い、長時間の歩行や通勤ができなくなっただけでなく、
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30代男性がバッテリーカーを運行中に脚を挟まれて切断し、後遺障害を負った事案
事案と受任前
本件は、被災者(30代男性)が、注文主の工場内において注文主所有の固定式高床バッテリーカーの運転台に右足を乗せたところ、ブレーキペダルを踏んでブレーキが解除され、これにより同車が急に後方の柱側に発進し、運転台にまだ乗せていなかった左足が後方の柱とバッテリーカーに挟まれ、左下肢を切断する傷害を負った事案です。
左下肢は2分の1以上を欠損して、左膝の運動可能領域が著しく低下し、筋
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40代男性が断裁機を操作中に手指を切断し、後遺障害を負った事案
事案と受任前
本件は、被災者(40代男性)が、製本断裁機が止まったことから電源のスイッチを切り、裁断用の刃が付けられているところに詰まっていた2、3冊の本を取り出そうとして、右手を同機械の中に入れたとき、急に錘が落ちてきて右手が抜けなくなったところ、錘を上げるには、上にあった刃を一旦下に落として、刃と錘とを一緒に上げないと上がらないような構造になっていたことから、工場長がハンドルを回して刃を落
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30代男性が工場内で転倒した鋼材の下敷きになって死亡した事案の損害賠償
事案と受任前
本件は、被災者(30代男性)が、橋梁等の鋼構造物を製作する元請け会社の工場内で、元請け社員が運転するクレーンにより鋼材の運搬をしている現場付近の通路を歩いていたところ、元請け社員が運転ミスをしたことによりクレーンのフックに接触し、そのため鋼材が転倒して下敷きとなり、死亡した事案です。
元請け社員の運転ミスは明らかであり、元請け会社の使用者責任は認められるのは当然ですが、それだ
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40代男性が道路工事中に車両から鋼板が落下して右足を骨折し、後遺障害を負った事案
事案と受任前
本件は、被災者(40代男性)が、 配管の埋設や交換の工事の現場において、一輪車に乗せていた、土留めに使用するアルミトレンチ(1枚の長さ約1.8m、幅約25㎝、厚さ約5㎜、重さ4~5㎏)を、トラック荷台に移し替える作業をしていたところ、同僚の新入社員が一輪車を倒したことから、一輪車とアルミトレンチ28枚が右足甲部に落下し、右足の骨折と神経麻痺の傷害を負った事案です。
右足関節の
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