相続・遺言

遺産分割の協議と調停

 父が死亡し、母はすでに死亡している場合、子どもが相続人となります。一方、父が再婚し子どもをもうけていれば、再婚相手の女性とその子どもも相続人となります。法定相続分は、再婚相手が2分の1、残りの2分の1を子どもたちで頭割りして分けることになります。  父に遺言があれば、それに基づき相続されることになります。  遺言がなければ、相続人の間で遺産分割協議をすることになります。協議がととのえば、遺産
続きを読む >>

高齢の親が遺言書を作る場合-検認、公正証書、遺留分侵害額請求

 高齢の母が「遺言書を作りたい」といい、母に万一のことがあれば、財産は姉妹で分けることになるという場合、母が死亡してから、相続でもめないために、どんな遺言書にしたらいいでしょうか。  遺言書には、通常の方式でよく使われているものに①自筆証書遺言、②公正証書遺言の2種類があります。  自筆証書遺言は遺言者が遺言の本文や日付を手書きしなければならないのですが、相続財産の全部または一部の目録を添付す
続きを読む >>

親の債務の相続と相続放棄

 夫婦の一方である夫の父親がサラ金からの借金を負っている場合、子である夫とその妻にも借金を返す責任があるのでしょうか。 父親に借金があっても、収入や資産があってきちんと返済しているのであれば問題はありません。 借金をした父親が支払い不能になるとか、自己破産をした場合であっても、子であるからといって、保証人となっていなければ、父の債務を負うわけではありません。夫を妻の戸籍に入れ、夫の氏の変更をするな
続きを読む >>

弁護士による労災事故・過労死の損害賠償のご相談 事故の人身傷害による後遺障害・慰謝料の請求は、つまこい法律事務所にご相談ください。 03-6806-0265 受付時間:平日 9:00~18:30 (当日相談可能) JR御徒町駅より徒歩5分 ご相談の予約