私の息子は、心肺停止から蘇生後の低酸素脳症による多種の機能障害による後遺症を負った労働災害に遭いました。
私は、息子に最高の介護環境を作るべく、労災認定、障害者認定を取付け、会社を相手に損害賠償請求をするため、法律事務所を訪れました。
その後、労働局への個人情報開示請求を皮切りに、佐久間先生を中心とした3名の弁護団による体制で真相究明に向けたスタートを切りました。
1.弁護士からも信頼される弁護士
弁護団の中でも、佐久間先生は労働問題の豊富な知識と経験からリーダーシップを発揮され、今、必要なことやるべきことを次々と提案し、役割分担を決めていきました。その時に感じたことが「弁護士からも信頼されている弁護士」であり、私自身も信頼できるということでした。
2.情報共有による効率化
3名の弁護士間と私はメールで情報を共有していました。それによって今誰が何を考え、どの様なことを進めているのかがわかります。それによって、打ち合わせ会の省略やスピードアップが図られ、効率良く進捗しました。
3.妥協を許さない仕事
証人からの聞き取りを基に陳述書を作成する場面では、佐久間先生は妥協を許しませんでした。息子の同僚や友人に対しても、あやふやな発言には何度も何度も確認し、納得がいくまで時間を気にせず進めていく調査方法には厳しさも感じられました。息子の同僚や友人には申し訳なく思ったことも何度かありました。
4.高度な交渉力
必要な調査を終えると、損害賠償請求書を作成して会社に送付し、会社代理人(弁護士)との「和解交渉」を進めることになりました。交渉経過や相手の戦略をつぶさに報告をしていただいた時、佐久間先生の頭の中には交渉序盤で「落とし所」がもうわかっているのではないかと確信しました。結果、私がネットの情報などで、自分なりに想像していた成果以上の金額を得ることができました。これは相手の出方や予測を超えた交渉術がないとできないことだと思いました。
最後に、息子に最高の介護環境を作ることを一つの目的として損害賠償請求をしましたが、所期の目的が達成できたことは、佐久間先生を中心とした弁護団のお陰です。心から感謝申し上げます。