匿名(神奈川県) 監査法人に勤めていた公認会計士が脳出血を発症して死亡した事案

 私の夫は深夜、脳内出血で突然倒れ、そのまま亡くなりました。享年46歳でした。

 当時、夫は仕事に明け暮れた生活で、日付が変わる前に帰宅できる日は年間、数日しかなく、帰宅後も午前2時頃までパソコンで仕事をし、繁忙期は朝帰宅も珍しくありませんでした。また、過去には仕事のストレスで、突発性難聴、網膜剥離を起こしたこともあり、私達家族はもちろん、親戚、友人、近所の人達も皆「過労死」としか思えない出来事でした。
 そのため、労基署に書類を申請。当然決定されるものと思っていました。しかし、結果は不支給決定。行政は決して国民の味方ではないし、一体誰のための制度なのかということを思い知らされました。

 そこで、これは専門の弁護士さんにお願いするしかないと、ネットで調べて出逢ったのが佐久間先生でした。佐久間先生は、労働時間内ではなく深夜の自宅で亡くなったという状況は不利であること、また証拠がほとんど手元に残っていないこと、時間が過ぎてしまっていることを問題視され、早急に専門的な手立てを講じられました。「証拠がなければ事実ではない。真実と事実は違う」と。事実をいかにたくさん作り出せるかは、やはり素人ではできません。論拠となる視点も私たちにはわからない。証拠のない中で、先生はたくさんの事実を調べ上げ、事細かに詳細に導き出してくださいました。
 審査請求をしましたが、結果は棄却。しかし、次の再審査で見事に勝利を獲得。先生がいらっしゃらなければここまで粘れなかったし、得られなかった勝利です。全て佐久間先生のお力です。

 佐久間先生は本当にすごい先生です。
 社会はまだまだ過重労働の人がたくさんいらっしゃると思います。1人でも多くの方を救っていただけますよう、先生の益々の御活躍を期待しています。

 佐久間先生、本当にお世話になりました。
 そして、ありがとうございました。
 心から感謝を申し上げます。

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